一般的な「床矯正治療」との違いは何? 顎顔面口腔育成 

叢生(ガタガタの歯並び)、開咬(しっかり噛んでも上下の歯の間に隙間ができる)、上顎前突、反対咬合などの不正咬合が生じる大元のきっかけは、上顎を含めた中顔面を構成する骨複合体が回転しながら下方に降りてくる、つまりダウングロースであると考えられます。

この部分に注目し、不正咬合の原因にアタックして問題を解決しようとするのが、バイオブロック(Biobloc)、上顎骨前方牽引装置を主に使用する 「顎顔面口腔育成治療」 です。

 一方、シュワルツアプライアンスに代表される拡大床装置を使用する「床矯正治療」は、歯列スペース不足に対し、平行拡大、つまり、スクリューなどを使用して2次元的(平面的)に顎の骨を広げることで歯を並べようとするものです。

要するに、

一般的な拡大床治療は、歯列弓を拡大して歯を整列させることを目標としたものであり、それに付随して上顎骨の前方成長が伴うことがあります。

これに対して、バイオブロック治療は、顎顔面部の前方成長を誘導することが主目的であり、結果として歯も整列してくることになります。

よって、この2つは、装置こそ似ている部分がありますが、全く非なる治療方法です。

すべての治療において、診断が重要であるのは言うまでもありません。

 「顎顔面口腔育成治療」 においてもしかりです。

まず診断のため、歯型採得、口腔内写真・顔貌写真撮影、X線写真撮影

を行います。

次いでそれらの資料をもとに、診断と治療方法の説明を患者本人と

保護者に行います。

顎顔面口腔育成治療の必要性を理解し同意いただいた後、治療に入ります。

詳細な進め方は、以下の フローチャート をご参考ください。

治療の進め方 塚本歯科医院 佐賀 吉野ヶ里