親知らず の痛み 佐賀 歯科 つかもと歯科医院
こんにちは、
今日は「親知らずの痛み」についてお話しいたします。
歯列の最後方に生える「親知らず」は、様々な萌出(生える)形態があります。
必ず上下左右4本存在しているとは限りませんし、また、萌出しないこともあります。
しかし、萌出スペース不足や斜めに位置することなどで、
完全に萌出できない場合には、その周囲が腫れたり痛みが出ることがよくあります。
その状態を、「智歯周囲炎」と言います。
腫れや痛みが強い時(急性時)には、いきなり抜歯するわけではなく、
まず、消炎処置が必要ですので、抗菌剤の服用により消炎し症状の緩解を
確認後に、抜歯を必要とするかどうかの診断と、今後の治療相談を
患者さんと行うことになります。
診断は、X線診断が主となります。
診断には、特に、パノラマX線写真とCT画像が有効です。
上顎の親知らずは、
生えている方向、骨内の位置、上顎洞との位置関係などを3次元的に診断します。
下顎の親知らずは、
方向、骨内位置に加え、下顎管との3次元的位置関係を診断します。
いずれにしても、まずは、詳細に診断し、患者さんにわかりやすく
診断と治療方針を説明し、相談することが必要となります。
ご不明な点がありましたら、気軽にお問い合わせください。
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